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 皆さんの山の紀行文と画像などを掲載する寄稿欄を設けました。 健康的で楽しめる山歩きの糧にしたいと考えています。 奮ってご寄稿ください。
 

 


新館-Ⅱ
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012  司さん

 

 


 


 

 

NO.012

 

 

 

 

 

本谷右俣、大キレット縦走、そして紅葉の涸沢

 

2004.10.19 司さん

 

 

 

 

  二日目(後半)

 

 



10月7(木)   <後半> 南岳-----大キレット-----北穂高小屋   天候 晴のち曇り、ガス  気温

 

南岳小屋にて、何か昼食を取ろうと思い寄りましたが、あと数日で小屋閉めなので残念ながら何も出来ないとの事で、仕方なく持参
した行動食を食べました。そして30分ほど休憩を取り、2時に小屋を出発いたしました。

さあーいよいよ「大キレット」です、皆さん私と一緒にバァーチァル縦走してください。

小屋を出ると直ぐ、谷底に落ちるようなガレ場が待ち受けています。これを見てもう此処で断念する人が多いいのですが、確かなる
経験に裏づけされた勇気で、此処は一つ慎重に滑らないように降りて下さい。写真-27





一瞬のガスの切れ目から、前方に此れから縦走する大キレットと北穂高岳が顔を覗かせました。写真-28





振り返って降りてきた道を眺めた所です、写真では緩い傾斜に見えますが、実際はかなりの急坂です。写真-29





暫くこの様な道を降りていくと、10m位の崖が待ち受けています。でもご安心下さい、写真にあるような梯子が設置されていますので、楽に降りていくことが出来ます。大キレットで最初で最後の4人組の縦走者に出会いました、テント泊なのでしょう
大きなザックを背負っています、降りてから振り返りました。写真-30






さらに降りていくと、今度は5m程の崖に出会います。でもなんと親切なんでしょう、此処にも梯子が架かっています。
降りてから少し先の場所よりの写真です。写真-31






どんどん降りて往き、標高差約300m程下がった場所より降りてきた道を眺めました、岩だらけですね。写真-32





大キレットの底に降りてきました、此方もまた石ゴロゴロの縦走路です。写真-33





そしてこの様な縦走路を、何度となく越えていきます。写真はガスが一瞬途切れる瞬間を狙って撮っています、常時はガスで
何も見えませんでした。写真-34





ガスの合間から、長谷川ピーク、A沢のコル、飛騨泣き、北穂高が一瞬顔を覗かせましたよ。写真-35





最低のコルに来ました、カトチャンが先日登って来た「本谷左俣」が下に見えてます。写真-36





サアー今日一番最初の難所「長谷川ピーク」に差し掛かりました。此処は慎重に滑らないように越えましょう、画面の左側へ
滑落すると1000m位一気に谷底へ落ちます。こんなまるでカミソリの刃の様なピークを越えてきました。写真-37





そしてA沢のコルに降りてきました。写真-38





さてこれから北穂高標山頂まで、一気に標高差300mを急登していかないとなりません。そして2番目の難所「飛騨泣き」を、
先ず通過しなくてはいけません。難所にはそれぞれ鎖が設置してありますが、その鎖の所まで行くまでが、これまた危険な
道なのです。数多くの一般登山者が滑落して死んでいますので、慎重の上にも慎重に登って行かなくてはなりません。

少し登っていくと、足元僅か10cm位のバンドのトラバース箇所に出会います。足元直下は絶壁で見事にスパッと切り落ちて
います、高所恐怖症の人は下を見ないで下さい足が竦みますので。写真-39





アリャーなんて言う事でしょう、この危険箇所をトラバース中に、縦走してきた大キレットがガスが途切れ姿を現したでは
ありませんか、仕方ありません鎖を掴み直し写真を撮りました。写真-40





トラバースを終えると、こんな崖の急登が待ち受けていました。今回も小屋泊まりなのでザックは10Kg以下と軽いので
助かりますが、冬季のテント泊だと25Kgを軽く越えますので大変な思いをします。写真-41





登り切ると鎖なしの、先程のような細いバンドの絶壁が待ち受けており、其処をまるで曲芸の様にして越えていきます。
この箇所も鎖が必要だと思われますが、なぜか設置してありません、そしてこの様な場所にでます。

この場所もなるべく下を見ないで通過してください、だけど高い場所が好きな人には、たまらないスリルを味あわせてくれますよ。でも苦手な人にとっては、先程からの危険箇所の連続は泣きたいような思いでしょう、だから「飛騨泣き」という名前が
付いています。写真-42





其処を登って行くと、またこういう所が待ち受けています。写真-43





それを越えると、また危険箇所の登りです、立派な鎖が設置しています。こういう箇所では、よく鎖を両手で持って全体重を
鎖にかけ登っていく人を多く見受けますが、出来ますならば鎖に頼らず「3点支持」で岩をしっかりと掴み、登っていかれる
ことをお勧めします。写真-44





登り終えると、またまたこんな崖を急登しなければいけません。数年前の冬季縦走で、積雪の中この斜面を登りましたが、傾斜は60度位で表面はガチガチのアイスバーンで、其のまま「本谷」まで約1500m落ちていました。一寸でもアイゼンがすべれば、其のまま谷底に滑落するような状況の中よく登ったなと当時を思い出しました。写真-45





こんな崖の急登の連続を繰り返しながら、5時過ぎに北穂高小屋に到着しました。朝5時半に出発して約12時間、途中休憩
しながらでしたけどよく歩きましたね。でも何時損傷している右ひざが痛み出すかと、不安を抱えての縦走でした。
その所為かどうかよく判りませんが、かなり厳しいと感じました。

皆さんは如何でしたか、この「大キレット」は一般縦走道なので写真に在りましたような鎖や梯子が設置してありますが、
それでもかなり厳しいですね。大山の縦走と比較するならば、数段此方が難しく距離も長いと思いますので、
大山の縦走が何の不安も無いと感じるようになってから、挑戦してみてください。

小屋では明日に備えて早く寝ようと思っていましたが、同室の人達と山談義に話が弾み、消灯時間の9時まで酒を酌み
交わしていました。写真-46









・・・・・ 続く ・・・・・
 
 

 


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