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もう大分前になるがある日見知らぬ人からメールをいただいた。それは雑記帳に記載した記事に関してであった。
自己紹介らしきものがあり、ローマ字で名乗られていたが性別は不明である。 年齢はあったが居場所や職業の記載は無かった。名前からすれば女性のようだが、文体から判断すると男性とも思える。 しかし文中簡単な現況記述から判断すると女性らしくもあり、どちらとも判断付けられなかった。
いずれにせよ、見知らぬ人に自分の意見や考え方を伝えようとする時は、先ず自分の身を明かすことが必要であり常識のはずだ。 何時如何なる場合でも初対面の相手にはある程度詳しく自己紹介するのは必要最小限の礼儀というものだ。
インターネットのスピーディさなどその良さは、自分や相手の顔が見えなくても、何時でも何処にでも気軽にアクセスできるし メールも送れるところにある。ネット上で日頃頻繁にやり取りしていると、この点つい軽く考えてしまうものだ。 しかし、だからと言って許されるべきことではない。
高尚で立派な考え方と思うなら、より一層相手に気持ち良く受け止めて戴くために必要な礼は尽くすのは当然のことだ。 十年来の知り合いでもあるまいに、即他人の懐へ飛び込むやり方に、土足で踏み込まれた感じで嫌悪感を覚えたものだ。
メールを読み始めて、疲れて帰宅していたこともあり、読む気が薄れたが一応最後まで目を通した。 其処には若い人の自己中心的な考え方が満ち溢れていた。
ニュースで報道された事件に対して誤った捕らえ方をし、その誤った考え方に根拠を置いた持論の展開であった。 また、現にそこに存在しているということは「必要あり」と権威あるところが認めているものを、誤った現実の把握に始まり 誤った論理の展開で打ち消し、自分以外の他人の考えを勘違いと評し、私に再考を求めるものであった。
勿論、私のところへそんなメールを送りつけ持論を展開されて、まともに読むと不愉快で腹立たしい思いであったが 我慢して読み通し、読後の感想など返信したのだった。
広く公共性のあるものについて、かくあるべきだとの主張や要望は本来一個人宛てにメールを送っても何ら効果は無い。 現状に不平
・不満があるなら、それを受け入れる窓口に申し述べるべきものなのだ。 私に同調を求めに来たのかも知れないが、お門違いで迷惑も甚だしい。
例を挙げれば、私は先日ある件で人気のない私のHPに私の持論を展開するだけでは声が届かないと思い、 しかるべきところへ私の考えを要望の形でメールしたものだ。これが一般常識的な手続きであると思っている。
元来HPは管理者の一方的な自己表現の場である。 私は数多く撮った、またこれからも撮り続けるであろう写真の整理の場としている。 勿論、公表するからには臆せず隠さずプロフィールを紹介し、自分の気持ちを画像と文に表現しているつもりだ。
現在の山の状況と山で感じたままの気持ちを綴り、山歩きの一助にしていただこうとの想いで更新を続けている。 愚作の画像や拙文に対して、アクセスした人達からのアドバイスや評価は喜んで拝聴するが、 掲載した記事や写真をネタに議論などする気は全く無い。画像や記事が特定の他人への攻撃的なものなど載せていない。 最近始めた「一寸一言」でも政治に対する不満をカニの泡吹きように独りブツブツ言っているに過ぎないと思っている。
冒頭に述べた私にメールを送られた方は、自分の主張を自分のHP上で堂々と述べたり、 しかるべきところへ持論を送り届けさえすれば良いだけのことだ。 送られて放っておく訳にも行かず、対応するのに余計な神経を使うだけ、全くのお邪魔虫であった。
最近、老いも若きも自己中が多過ぎる。そして気に入らないものは全て排除しようとする。 その排除の論理が誰が見ても正しく間違いが無ければ納得出来なくも無いが、往々にして其処には自己中の、 何事においても自分は常に正しく、自分の気に入らないものは全て悪で不要で排除しようとする思考が横行している。
襟首掴んで(暴力行為で)自分の考えに無理矢理従わせようとする短気な輩や、時たま報道される傷害や殺害事件で 「気分がムシャクシャしたので誰でも良かった」というのがあるが、これなど自己中の最たるもので困ったものだ。
中には関係ない人を自殺の巻き添えにする人もいる。何れ人は誰しもあの世に逝くものを、どうしても先を急ぎたいのであれば 他人に迷惑をかけない方法と場所で、一人静かに逝ってもらいたいものだ。
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