郵政民営化法案、小泉さんは否決されれば衆議院を解散すると言っていたが、見事に否決されて解散となった。 何故否決されたのか明白だ。法案の中身が全くダメで自党議員の造反で否決されたのではない。はっきり言って彼の政治手法そのものが嫌われたのだ。全て結論が先にあってそれへの反対は全く認めないというやり方は民主政治ではない。側近も彼に阿るが故に何も言わないか、首が怖くて何も言わないイエスマンばかりで北朝鮮の金正日と全く同じと言われる所以だ。だから自分の考え全てが正しいと思い込んでしまい自己中に陥っている。自分の弱点を補ってくれたり相談相手になってくれたりする側近を求めなかったのが最大の要因だ。ちょっとオーバーランしそうになったら、「首相、こういうこともありますが・・・」と意見を具申し手綱を引き締める人が傍にいないのだ。その点「この時期解散は適切な判断ではない」と意見を述べ辞表を提出した島村農水産大臣は立派だ。その彼の辞表を受理するだけで良いものを敢て「罷免」した小泉さんはやはり相当に冷たいお人のようだ。今まで協力してきた大臣なのに。そこに郵政民営化法案成立への意気込みよりも人間としての冷酷さが見えて来る。今や拉致問題をそっちのけにして被害者家族に冷たいのも同じ心の冷たさから来る行動だ。北朝鮮に出向いて「アッ」と驚かせたのはやはり人気取りの単なるパフォーマンスに過ぎず、被害者家族への心からの同情や、拉致は許されないという正義感から出た行動ではなかったのだ。私は自民党は大嫌いだし自民党が分裂状態で選挙に入り民主党など野党に負ける方が「よりましな政治」を願う意味から大歓迎だ。政治家は自分の信念を貫くのは最も大事なことだが、成し遂げるのは民主的な手法でなければならないし、間違いがあれば修正も必要なものだ。自己中の驕れる者久しからず。選挙では真に国民一人一人のことを思ってくれる心温かな政党に票を投じたい。
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