郵政民営化法案は何とか参議院の審議へと送られたが、採決後「政局」の風が吹き始めた。小泉さんはサミット出席ということで日本を離れたが、これが致命的な結果を招くと言う評論家がいる。過去は政治手腕で何とか政局の場面をうまく切り抜けて来たようだが、今のこの局面で日本を離れたことが田中角栄に例えて危ぶまれている。サミットで良い格好(小泉さん一人そう思っているだけだが)している間に(日本の政治)状況の把握が不十分となり政局を誤るというものである。サプライズのお好きな小泉さんはここで電撃的な内閣改造をやるかも知れない。しかし、マスコミも一般世論ももう驚きはしないだろう。計算済みの「苦し紛れの行動」として織り込み済みで、改造の効果は無く小泉さんの人気下降に拍車をかけポスト小泉に向けた動きが加速されると言うわけだ。 名声や功名を博したくて安保理改革の議案を提出したが、常任理事国入りを目論んでの改革案ということがミエミエで冷ややかに受け取られている。賛成するのは日本の金(援助)目当ての貧しい国だけのようだ。先ず目論みは外れることは間違いない。 郵政民営化の最大の目的は、営々として築いて来た国民の資産である郵政公社を解体し、郵政三事業をバラバラにして、それを民間の事業者にわけ与えてしまうことにあるようだ。「民間でできることは民間で」のかけ声に騙されてはいけない。べったりの米国に「今あの金有効に使えば経済活性化になる」と囁かれ、国内外の金融資本に投げ与えてしまおうということなのだ。過去築かれた郵政事業の赤字は大蔵省
・財務省が悪いのであって、更にうまい汁を吸って来たのは自民党なのだ。もしも国外の巨大資本に牛耳られでもしたらまさに「売国奴」と呼ばれるだろう。今本当に民営化が必要なのか。日本国民には急激な変化は馴染まない。無駄を省き健全な郵政公社の構築に力を入れれば良い。ぶっ壊して改めるべきは自民党や小泉さんの頭の中身のようである。
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